会社を辞めたくなった原因 -能力主義の限界 ピーターの法則-
会社に入って2年。
自分の感じた会社の問題点や嫌だと感じた理由に関して、
どのような原因や仕組みがあるのか調べていました。
その結果、まさに自分が感じていたような法則があったので紹介します。
1.私の感じていた違和感
年齢が上がるにつれて尊敬できる人の割合が下がっていく
これは私の会社だけかもしれませんが、自分と年の近い若手の方が、尊敬できる人が多いです。
一方、年齢が高い人に関しては尊敬できる人/できない人が分かれ、
年が離れれば離れるほど尊敬できない人が多くなっていきます。
入社当初は、「長く働いているとモチベーションが無くなってしまうのかな?」と思っていました。
まあ、それも理由の1つではある気がしますが…
働かないおじさんが多すぎる
自分はまだまだ経験不足な2年目の平社員です。
年齢が圧倒的に上の方も同じ平社員の立場のままでいる人は会社に何人もいます。
年齢が上なので経験も豊富で、尊敬できる人ももちろん沢山います。
ただ、多くの人が「この人は何でこんなに仕事をサボろうとするのだろうか?」、
「高い給料をもらっていながらこの作業にどれだけ無駄な時間を使っているのだろうか?」
と心から思ってしまうような人ばかりです。
2.ピーターの法則とは
以下、Wikipediaからの引用です。
能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。
その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
要は、周りの期待に応えられなくなるレベルまで出世するが、
それ以降は出世しないので皆無能な地位で落ち着くということです。
ものすごく納得感ありませんか?
3.本の紹介
本でもありました。
実際に読んでみましたが、2年しか働いていない私でも妙に納得感がある内容となっておりました。
これを読んでからというもの、少し心が広くなった気がします。
自分が抱えていたモヤモヤが明文化され、整理されることで感情のコントロールはしやすくなったのでおススメです。
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今回、なぜピーターの法則にたどり着いたのかというと、
自分が会社のどの部分に対して嫌だと感じたのか、
そこがはっきり分からないと次に始める何かでも
きっと嫌になってしまうんじゃないかなと思っていたからです。
今回分かったのは評価された人が昇格していく会社の仕組み自体が問題だということです。
ある立場でしばらく昇格が無い人はその立場で評価されていないということを意味するので、
例え以前の役職でピカイチの働きをしていたとしても、
マネジメント下手でその立場では無能、なので昇格できず
そういう得意を生かせない不適合な人材ばかりの集まり・・・
それが会社なんですかね・・・